2012年3月に完成した「魔法の音楽室 studio acoutis」は、東京杉並の閑静な住宅街の一角（所在地は非公開）に佇んでいます。なぜ「魔法...」なのか？　それは、部屋容積わずか50㎥という小規模スタジオながら、残響時間1.4sec(500Hz)というライブ空間で、何よりその響きが美しく、まさに魔法にかかったかのごとく楽器音が綺麗に響くからです。

部屋を構成する壁・床・天井、6面のうちの3面は強い反射面で作られています。さらに楽器と直接接する床面には、肉厚で高密度な無垢の楢材を使うことで、楽器をより美しく響かせています。

レコーディングスタジオやリハーサルスタジオは、通常、残響を極力抑え、デッドな音響空間に作られます。それは、部屋による音響的な色付けを避ける、必要な効果を後から付けやすくする、音の細部を明確に聴かせる、音響的に有害なフラッターエコーの発生を抑える......などの理由からです。

しかし studio acoutis では、あえて部屋による音の色付けを行いました。その理由は「楽器の音をより綺麗に響かせる」ために他なりません。　

（studio acoutis 収録音源を順次アップしますので、こちらもご覧ください） 

また、studio acoutis では、演奏者の持参が困難なピアノとドラムスという２つ楽器を常設していますが、その楽器にも大きな拘りを持ちました。 楽器については下記をご覧ください。

※ studio acoutis は、オフィス業務とは切り離した、収益を目的としない運営を行っています。そのため、一般への貸出しなどは行っていません。ご了承ください。  

Live from acoutis！  　studio acoutis スタジオでの音楽演奏を動画・音などで順次アップしていきます。ぜひご覧ください。

 solo piano , percussion emsemble , singing & piano , solo guiter , guiter & vocal ...